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ごく最近の観測設備



固定観測用設備(MAFNET天文台)に新赤道儀を導入

近隣の天文ショップ「Sky Shop」の倉庫に眠っている、数年前に製造を打ち切ったビクセン製の頑丈 な赤道儀「センサー型赤道儀」(箱入り新品のままなのに価格は新古品扱でたったの数万円!)に、 スカイセンサー2000による自動導入化改造を実施。 センサー型赤道儀は、両極の駆動軸の軸受けにベアリングを施してあり、赤経軸を抱きかかえるハウ ジングが部分が長、またギアも現代の赤道儀と同じく1,000分台の精度の仕上げとなっているので 最大積載重量が大きく、追尾精度が高い赤道儀。 スカイセンサー化改造を施す事により、圧倒的低 価格でGPD赤道儀より遥かに信頼度の高い赤道儀が完成した。



スカイセンサー用モーターを取付アングルを加工して、異径シャフト・カプラーを介して取付。 カバーには白いポリ容器の頭を切り落としたもので、たまたまサイズがジャスト・フィットした。


スカイセンサーのコントロ−ラーの下にぶら下がっている黒いリモコンは電動フォーカサー(モータ ーによるリモコン・ピント合わせ)用コントロ−ラー。


鉄柱ピラー取付ジョイントは、もう入手できないが、三脚取付部の内側が円形でかつGPD赤道儀用 ピラーの径よりわずかに大きいので、ボルト締めにて完全強固に固定。 鏡筒用プレート部は自作。


ウエイト軸にはロング・シャフトを使用し、ウエイトは10Kgに押さえた。 頑丈なセンサー赤道儀に 更に余力を与える。 




遠隔操作時にもピント合わせができるようにする為に、赤道儀用ステッピング・モーターを流用して 電動フォーカシング機構を自作取付。






移動観測用設備(車両)に 新車両を投入し搭載観測設備も全面変更




「昼はアマチュア無線で海外局と交信をし、夜は天体観測を行う為のアウトドア移動基地」と言うコ ンセプトで製作。


アンテナをモーター制御で立ちあげると短波帯で海外と交信ができます。


冷却CCDや望遠鏡制御の為のパソコンを設置。


座席は観測周辺機器の収納庫になっている。


右側に三脚と赤道儀本体を収納する棚を設置。 簡単に取り出して組み立てられるのがポイント。 VIXEN GPD赤道儀+スカイセンサー2000PC。




左側には鏡筒を収納する棚を設置。 VIXEN ED80屈折望遠鏡。






ガスコンロや食器一式もあり、コーヒー・軽食など用意する事ができ、徹夜の観測の体制は万全!

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