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1999年5月頃の観測設備

遂に病昂じて天体観測室の建設開始。風が強いわけでも極寒地方でもないので、遠隔操作時 のドーム回転の必要性や室内気流の乱れもない、スライディング・ルーフ式とする。買えば 100万円するものを、自作にチャレンジ(予算20万円!) -1999.4.4着工/5.3仮竣工-  (詳細は別ページ「MAFNET天文台天体観測室建設記」をご参照)


1. 固定観測用望遠鏡(自動天体導入/追尾仕様) → 従来使用の架台・制御装置に新規購入望遠鏡を組合せ

  →観測室据付にて、銀河・小宇宙のデジタル写真撮影用

鏡筒:D23.5cm/f2,350mm/F10 シュミット・カセグレン式望遠鏡(CELESTRON社 C9)
架台:モータードライブ赤道儀(VIXEN社 GPD赤道儀+強化特注モーター改造)
制御装置:自動天体導入システム(VIXEN社 スカイセンサー2000PC)
自動高精度追尾装置兼
デジタル画像撮影装置:39万画素冷却CCDカメラ/水冷仕様(SBIG社 ST7)
             (ガイド専用CCD搭載自動高精度ガイド機能付)
             電動フィルター切替ホイール(SBIG社 CFW-8)
             フィルター各種(光映社製両面マルチコート・フィルター R:R60t2、
             G:G533t2、B:B440t2、UVフィルター、赤外線干渉フィルター)


2. 移動観測用望遠鏡 → 従来使用の望遠鏡に新規購入したVIXEN社SP赤道儀架台使用

  →常時車載にて、移動先での惑星・月面アナログ写真撮影用

鏡筒:D20cm/f1,800mm/F9 カセグレン系バイザック方式反射望遠鏡(VIXEN社 VC200L)
架台:モータードライブ赤道儀(VIXEN社 SP赤道儀)
アナログ画像撮影装置:天体写真専用一眼レフカメラ・ボディー(VIXEN社 VX1)


3. 星野写真自動ガイド撮影用ポータブル赤道儀 → 新規購入

  →手提げ携行にて、移動先での星野写真(アナログ)撮影用

  架台:モータードライブ(赤経のみ)赤道儀(VIXEN社 SP赤道儀の赤経駆動部分使用)







鏡筒をセレストロン社 C9 (23.5cm シュミット・カセグレン)に変更。  鏡筒には自作結露防止大型フードとヒーターを装着。




ファインダーには、暗視野照明装置付(十字線入)正立ファインダー50X7を装着。


冷却CCDもSBIG社 ST-7 に変更。カラー撮影の為に電動カラーフィルター・ホイールCW8を装着。


光路変換アダプターも装着し、眼視観測との切替がワンタッチで可能。


左のPCで冷却CCD制御を、右側のPCでプラネタリウム・ソフトで望遠鏡を自動制御。
これらの操作は母屋のPCからもケーブルを引き込んでいる為、すべて母屋からも遠隔操作可能。


月面観測用のビデオCCDカメラとモニター用テレビ


星野写真自動ガイド撮影用ポータブル赤道儀を購入。(VIXEN SP赤道儀スカイショップ・オリジナ ル改造機)


従来使用していた口径20cmバイザック鏡筒は製造中止となっているVIXEN社SP赤道儀マウントを購 入し取付け、移動観測専用機として車に常時搭載。(今後移動観測車作成予定)


発電機も常時搭載。


移動先での使用状況。


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