【このページの最終更新日:2011年3月2日】
私が幼少の頃、隣に住んでいたアメリカ人一家との交流に始まり、私の学生時代は英語とアメリカへの憧れの日々でした。 高校に入ってからアマチュア無線と出会い、家にいながらにしてアメリカ人と英語で交流できる手段を得た私の青春の日々の想い出は、このMAFNETのアマチュア無線フォーラムの記事にも綴ったところです。
アメリカに親しい友達ができたり、日々のアマリカ人との無線交信や、実際に行ったり来たりの交流などですっかり有頂天になり、アメリカ至上主義に陥った私を崖から突き落としたのは、31歳になって勤めていた銀行から命ぜられたスペイン語留学で知ったスペインでのラテンの文化と世界でした。 それまでの世界の何倍もの大きな世界が目の前に展開し、それまでの常識が180度ひっくり返され、この時初めて私は自分が悟りを開いたような気持ちになりました。
その後、やはり銀行の仕事でアジア諸国を頻繁に訪問するようになり、アジアの世界にもラテンの世界がある事を知り、タイ語の世界に惹きこまれたのを皮切りに、韓国語、タガログ語(フィリピン語)、そして中国語と、自分をとりまく世界はとどまるところを知らず、これでもか、これでもかと言うほど、次々に大きく拡がり展開して行ったのです。
その結果、どれだけのかけがえのない出会いや体験を数知れず積み重ねることができた事か! どれだけ自分が豊かな人生を手にすることができた事か!
言葉は、人生を豊かに切り開く最強のツールなのです。
車が無くても生きていけます。でも持っていれば数Kmだった自分が自由に動ける行動半径は数百Kmに拡がります。
パソコンが無くても生きていけます。でも持っていれば自分のできる作業を質・量共に数億倍に拡張することができます。
外国語が話せなくも生きていけます。でも話せたら、自分に見える世界、自分の生きる世界は何十倍にも豊かに拡がるんです。
拡がった自分の世界は、最後に自分の世界観・人生観を大きく育ててくれます。 マルチリンガルの終着駅は実は、そこにあるんです。 だから価値ある最強の人生のツールなんです。
私は皆さんに、是非外国語の習得をお勧めしたいと思います。
外国語があなたの道を切り開きます・・・・これが「外国語ing My Way」と名付けた副題の意味です。
私は、銀行を退職したあと、こう言った想いを一冊の本に書きました。 是非みなさんにお読み頂けたらと思います。
この私の著作は、そもそもメール・マガジンとして書き綴ったものが、最後には単行本になってしまったと言う物で、私のような名のない人間の原稿を自社企画出版として出版して下さった叢文社には大変感謝しています。
タイトル:「六ヶ国語 超スピード 独学マスター体験」
サブタイトル: 外国語ing My Way
(外国語であなたの人生を豊かに拡げてみませんか)
出版社: 叢文社(そうぶんしゃ)
定価:1,575円
書籍コード:ISBN4-7947-0513-1
C0087 Y1500E
出版日:2005年4月1日
【ある元大学教授がお寄せ下さった感想文です】
先日「六ヶ国語超スピード独学マスター体験」のご著書の出版のお知らせいただき、早速、近所の本屋に注文し、十日後に入手いたしました。 注文の時は、外国語をいかにマスターするかという一種のハウツーものなのかと思っておりました。 しかし読んですぐに小生の見当ちがいであることが分かりました。 多くの外国語の修得を通してどのように各国の文化吸収してきたのか、また著者の世界観や人生観がどのように向上し、生きるのに役立てることができたか、など生き方の進歩について説いているところが多く、自分の外国語の接してきた過去を振り返りながらやや反省もし、御著から感銘を受けました。 外国語を学ぶことは、職業にとっての単なる手段であるのではなく、海外の文化を理解し、自分のなかに昇華させることで、生きることの悟りにつながることを、御著が読者に訴えていることと理解した次第です。
それにしても、達意の文章で、その流れも適格であり、たくさんの外国語を短時間にマスターするための独特の方策について体当たりの経験が随所に滲み出ていて、敬服しました。 これから外国語に挑戦しようとする人たちにとっては、大変に励みになる内容であり、これからの日本を背負う人たちに多く読まれることが期待されます。
あなたが、多数の外国語を自家薬籠のものにできたのは、恵まれた才能によるところも大きいように思います。 もしもお父上が生存されていて御著を読まれたら、ご子息の成長のすがたにどんなにかお慶びになられたことでしょう。 二十一世紀を迎えて、これからはグローバリゼーションが本格化の時代に入ります。 今後半世紀も経てば国家そのものが否定されるという時代を迎えると主張する人もいますが、あながち空想とはいえないでしょう。 こうした将来を考えると、御著の存在が世の中のひとびとに歓迎されることをこころから念じております。
以下にメールマガジンとして配信をした時の原稿を掲載しますので、細切れで読みにくいとは思いますがご覧になって下さい。 なお書籍はネットで検索すれば通信販売で入手が可能です。(もちろん書店でも取り寄せ可能です)