タイムラプス・フォトグラファー誕生
【このページの最終更新日:2021年9月24日】
さて、フィジーで50篇以上のタイムラプス習作の撮影を重ね、満を持して日本に帰国する事になりました。当時、日本ではほとんどの人がタイムラプスの存在を知らず、極く一部のマニアだけが実験的にかじっているような状況でした。 凝り性の私は、在フィジーの時から海外サイトで情報を集めて猛烈にタイムラプスの勉強を始めていました。
帰国後まず、事業主体なる会社(と言っても個人事業の屋号ですが)を登録して立ち上げました。 さっそく韓国のキム・サングーさんがタイムラプス・ドーリーのデモ用にと機材一式を送ってくれました。 (支払いは売れてからでいいと・・・) 確か一式70万円くらいの機種だったと思いますが、そんな支援がなかったらこの話はうまくいかなかったと思います。 すべてはキム・サングーさんとの出会いのお陰でした。

(キム・サングーさん)
私は同時に猛烈な勢いで国内全国各地を訪れてタイムラプス作品を撮り続けました。 まず日本にタイムラプスというものを広める目的がありましたが、それに加えてタイムラプス・ドーリーを販売するとなると、私自身がその機材を自由に使いこなせなければならないという切実な問題もありました。
実にタイミングが良かったのだと思います。 日本のタイムラプス黎明期となったその時、有名な尾瀬写真家の新井幸人さんが一早く声をかけて下さって第一号のお客様となったのが幸運の船出となりました。 その後次々に有名テレビ局やプロダクションから声がかかりレンタルも含め販売事業は順調に伸び始めました。
私の幸運な出会いは、キム・サングーさん以外にもう一人いました。 ドイツのタイムラプス写真家、グンター・ウェグナーさんです。 私はインターネットで日々情報収集をしている中で彼が開発した革命的ともいえるタイムラプス映像の画像処理ソフトLRTimelapseを知ったのです。今まで絶対不可能と言われていた日没時や日の出時の光量が大きく変化する時間帯の明るさを滑らかに継ぎ目なく追従処理することを世界で始めて可能にしたのです。 私は瞬く間にそのソフトとそれを開発したグンター・ウェグナーさんに傾倒し、メールで連絡を重ね、すっかり親しくなったのです。
私は彼のソフトを日本で広めようと、LRTimelapseのチュートリアル・ビデオを数本作成してYouTubeなどで公開を始めました。 彼の了解を得て、私は自社サイトにLRTimelapseのサポート・ページを開設し、日本での日本語によるサポートを始めました。 これらはどちらかと言うと金銭目的ではなく、ボランティアと言うか使命感に近い物を感じて夢中になったのですが、実にこれが私のフォトグラファーとしての信用・信頼感を高めてくれることになりました。
私の作品制作に彼のソフトを投入することで人々の目を引き付けて、いつの間には私には撮影依頼がたくさん来るようになりました。 沢山のスタッフと共に全国各地で撮影をするようになると、すっかり映像撮影界の魅力に取りつかれてしまいました。 こうなると機材販売は片手間になり、いつの間には私の主軸は販売より撮影におかれ、自他共にタイムラプス・フォトグラファーを称するようになっていたのです。
タイムラプス界で動かぬリーダー的存在であるグンター・ウェグナーさんとの出会い、これが私のもうひとつの大切な出会いでした。

(グンター・ウェグナーさん)
人は一人では何もできないものです。 人生には必ず大切な誰かとの出会いがあり、その出会いに気付き生かすことがとても大切なことで有ることを本当に思い知りました。
まぁ、こんな行きさつと流れで、SKYPIX JAPANとタイムラプス・フォトグラファー岡 浩一郎が誕生したのです。


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