ログ管理

  

【このページの最終更新日:1994年5月11日】

※おことわり
本ページは1994年5月に作成したものですが、現在ではご紹介している「Hyper Log」は入手不能となって いるようです。こんな物があるのかと、ご参考にご覧下さい。(2007年7月9日)



1. Hyper Log とその特徴/機能

HyperLogは米国 HyperSoft社のログ(業務日誌)ソフトです。 DOSのソフトですが、当局はもう かれこれ10年近く愛用しています。 とても気に入っており、Windowsのソフトに乗り換え様など と思ってもいません。 むしろ、DOSならでは軽く小気味良い動作に慣れてしまうと、どんな多機能な Windowsソフトを見ても、使おうとは思いません。 価格はわずか50ドルで、シャックを実にシステマチックに統合する事がで きます。 但し、全てアルファベットの世界ですから、国内QSO専門の方には使いづらいかもしれま せん。 当局は、99% がDX-QSO ですから全く不都合ありません。

■ Buck Masterその他の コールサイン・データベースCDROMを装着する事により、コールサイン入 力毎にデータベースを検索します。

■ パケット通信用ターミナル画面を有していますので、パケットクラスター用の通信システムを別 途必要としません。

■ むしろ、本ソフトのターミナル画面にパケットクラスターを接続する事により快適なシステム連 動を実現できます。

■ 既に記録されているQSO のデータベースを参照し、パケットクラスターからDX-SPOTが入った際に、 ベルを鳴らすカントリー/バンド/電波形式と鳴らさないものをあらかじめ細かく設定できます。

■ パケットクラスターからのDXスポットが入り、そのDX局とQSO する時は、ファンクションキー一 発で、その局のコールサインをコールサイン入力欄にコピーする事ができます。

■ 無線機に、インターフェイスを介して接続すると、ログのバンド、周波数、電波形式欄には無線 機で選択/チューニングしているものがリアルタイムで表示(入力)されます。 コールサイン を入力するだけで、これらの情報は一切手で入力する必要はありません。

■ 最も美しい連動プレーは、前述のパケットクラスターにも接続されている時に実現する事ができ ます。 すなわち、

 A. パケットクラスターから必要としているDX-SPOT が入るとベルが鳴ります。

 B. ファンクションキー一発で、ログのコールサイン入力欄に、そのDX局のコールが入ります。  もちろんバンド欄、周波数欄、電波形式欄にもデータが入ります。

 C. 同時に、無線機のバンド、周波数、電波形式がDX-SPOT 通りに変わり、DX-SPOTが入ったわず か1秒後にもうDX局を捉えスタンバイOKです!

■ 逆に、パケットクラスターに自分がQSOした局のDX-SPOTを流す時も、周波数の入力や、DX局のコ ールサインの入力は不要です。 ファンクションキー一発でDXスポット発信のウィンドウを開き 既に取り込まれている周波数とDX局のコールを確認して、コメントがなければそのままエンター キーをたたけば、パケットクラスターにDX-SPOT が発信されます。

■ もちろん、QSLカードや、ラベルの発行/印刷機能や、DXCCのWORKED/CONFIRMEDデータベース機 能や同一局とのQSOヒストリー表示等、ログ本来の機能は万全です。


2. 導入システム例>

当局の導入例をご紹介します。

■ パソコン(専用機) CPUi486/50MHz 通常は特に高速機である必要はありません

 COM1をパケットクラスター用TNCへ(実際は、当局はノード局なので、リバースケーブルでクラス ター用のパソコンのCOMポートに直接接続しています。)

 COM2をインターフェース・ユニットへ

■ インターフェース・ユニット(KENWOOD社 IF232C)

■ 無線機(KENWOOD社 TS950SDX)


3. デモ画面、使用版、正式版の入手

Hyper-Soft社のWebページでダウンロード可能です。


HyperLogは、このリンク先からダウン・ロードする事ができます。



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