3.5/14/50MHz AMで交信しませんか?
【このページの最終更新日:2010年10月29日】
例え不便でも、性能が悪くても、無線伝播の息遣いをそのまま感じることのできるAMは、世の中が進歩し技術革新が進めば進むほど、我々アマチュア無線家にとってはその大切さが増して行くような気がしてなりません。
そこにはアマチュア無線の原点があり、そこからはアマチュア無線家にとって大切なメッセージが伝わって来ると思うからです。
アマチュア無線電話通信の原点であるAMで再び交信がしたい!と言う想いは日増しにつのり、1960年代の懐かしのAMの送受信機やトランシーバーを入手し、レストアを行いなんとかAMで交信できる設備を再び手にしました。
しかし格好は1960年代でも、なぜかまだ自分はアマチュア無線の原点に立てていない事に無性に我慢ならなくなり、オール真空管式のAMリグを自作し始める様になりました。
失敗もたくさん重ねましたが、現在では実用に耐え得る自作機が並ぶようになって来ました。 さて、こうなるといよいよ実際の交信です。 世の中には同じとは言わなくても似通った想いを寄せている方もおられるようで、3.5MHz、14MHz、50MHzなどで相手を探してはQSOを楽しんでいます。
最初に数十年ぶりに交信相手のAM信号を受信した時には、脳の記憶の奥底深くにしまわれてしまっていたなんとも味のある、電波の息遣いを感じるその音に本当に胸が熱くなる想いがしました。
フェージングと共にS/Nも大きく変化するし、位相歪を感じたり、時々サイドの混信も受けたり、決してLOUD IN CLEARの安定した信号ではない所に、ここまで到達する過程に想いを馳せた時に、電波の伝搬のスケールの大きさとロマンを感じてしまいます。
皆さんとお空でAMでお会いできる日を楽しみにしています。 スケジュールQSOも大歓迎ですので、いつでもお声掛けください。
■■ 当局の3.5/14/50MHz AM 送受信機設備 ■■
メインは2010年10月に完成した自作の真空管式オールバンド(3.5〜50MHz)AM/CW送受信機ラインです。 送信機の終段は6146で出力は10W。
これは自作ポータブル機なんですが、一応3.5/7MHzで5WのAM/CWで送受ができるオールイン・ワンの真空管式トランシーバーです。 もっぱら飾りとなっていますが。
懐かしいメーカー製のリグからも出れます。
TRIO VFO-1+TX-88A(807ファイナル/10W)+SP-5+CC-6(このラインで頑張って50MHzに出る時使います)+9R59+SM-5
50MHzも懐かしいメーカー製リグからも出れます。
日新電子 スカイエリート6 (2E26ファイナル/10W)、TRIO TR-1000 (1W)、井上電機 FDAM-3 (1W)、TRIO TR-1100(1W)、TRIO TR-1200(1W)、National RJX-601(3W)。
アンテナは、3.5MHzが15mhの全長17m自作ロータリー・ダイポール+ATU(AH-4)、14MHzが22mhの 自作5エレ、50MHzが24mhの自作10エレです。(いずれもY.O.で設計・最適化)
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