自宅シャックのモバイル遠隔操作化プロジェクト

■ STEP 6 ■

【このページの最終更新日:2009年6月2日】

STEP 6.アンテナ・ローテーターの遠隔操作

これは既に諸兄が実現されており、ネット上で色々情報を集めましたので、非常にスムースに成功に漕ぎ着けました。
Km2Netで販売されているキットUSB-An(A/Dコンバータ+USB I/Oユニット)を購入し組み立て、JE6LAO氏作のフリーソフトで動かして見る事にしました。


こちらがKm2Netで販売されているキットUSB-An、USB-IOを組み立てた所です。 部品点数が少なくあっと言う間に完成してしまいました。 この素晴らしい機能を持ったキットがたったの3,000円(USB-IOは1,500円)とは唯ひたすら感謝、感謝です! 小さい方がUSB-IOですが、これは後で他の目的に使用します。

二つのキットを良く見比べると分かりますが、USB-Anの半分はUSB-IOと同じです。 つまり、USB-Anの機能としては、「アナログ値をデジタル値に変換する」(ローテーターの回転角情報であるポデンシオメーターから供給される電圧をデジタル値に変換)すると共に、残り半分のUSB-IO側では「PC側からの操作で、入出力の開閉を行う」(ローテーター回転スイッチのオン・オフ)働きをしています。

USB-IO基板の方は、後日シャックの電源開閉操作などに使う予定です。


USB-An基板とエモトの1200FXの接続図です。 他のローテターでも外部接続端子さえ出ていればこれを参考に配線すればOKです。 外部接続端子がないコントローラーも対応可能ですが、内部基板の一部改造などが必要になって来ます。


エモトの1200FXには外部接続端子が出ているので、接続は簡単でした。 とりあえず宙吊りバラックで実験をしてみます。


見事に動作しました。 これはFB! モバイルPC側から RealVNC Viewer を起動して遠隔操作も試しましたが、全く問題なく操作できます。 さっそくVNCの出番が決まりました。 応答速度の遅さもローテーター操作なら全く問題にはなりません。

 
このアプリケーションはプリセット等自由に設定できる他、背景のMAPも自分の好きな物に自由に交換できる等、とてもFBに出来ています。(VY TNX JE6LAO OM!)


ケースに入れて完成です。(指針表示のふらつきを抑える為に、最終的にDirectionラインとGNDの間に10μFの電解コンデンサを入れました)



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