第2MAFNET天文台の設備
【このページの最終更新日:2008年5月10日】
1.空白の5年間と観測システムの再構築
2003年〜2007年の5年間、本業の関係で天体観測活動の中止を余儀なくされました。(観測室のルーフは閉ざされたままでした)
2007年末には観測室の老朽化が進んだ為、風雨に対する安全上解体しました。(移動観測車もオートマの修理が利かず2003年末に廃車となりました)
2008年を迎え、再び天体観測活動を再開したいと言う強い思いから、とりあえず現状可能なスタイルで観測システムを再構築する事にしました。
既存の機器をヤフオクなどで売却・交換する方法での再構築にて追加投資はゼロです。
2.新システムの全体像
※解体した観測室跡は花壇を作り女房に返還?した為、当面は観測室その物は建築せず、自宅で定点観測できる
固定(自宅)観測用システム を構築する。
※現在所有の車がセダンの為、従来の移動観測車によるシステム構築ができない(最終の移動観測車は廃車済)
ので、一般的な 移動(遠征)観測用システム を構築する。
※システム再構築のポイント
(1) 空白の5年間の技術進歩を、次の3点でキャッチアップする。
・ メインの銀河撮像システムに於いて、オフアキシスガイダー+リモート・ガイディング・ヘッドCCDを導入し、使用フィルターによるガイド星輝度減光問題を根本解決する。
・ シンチレーション・キャンセラーAO-7を新世代のAO-8に変更し、追尾範囲を大幅に拡大する事により、完璧なオートガイダーとしての機能も持たせる。
(AO-7は追尾範囲が狭く、ガイドエラーが一定範囲を超えると架台のモーターにて追尾せざるを得なかった)
・ 彗星・星雲など広視野撮影(短焦点鏡)用として、一眼デジタルカメラを導入し、その為のオートガイド・システムも構築する。
(2) 移動観測用システムは、簡単・迅速に設置・撤収ができる事を優先課題とし、EM-200をベースに構築する。
3.固定(自宅)観測用設備
→「観測室なし・架台庭先固定シート掛け方式」とする。
■タカハシNJP(スカイセンサー2000PC仕様)+ ピラー + セレストロンC11
設置場所は、元観測室跡。周辺機器を固定取付したオペレーションデスクのみ使用時に屋内から転がして来てジョイントします。AC電源は母屋の壁にコンセントを設置しました。
■撮像機器一式の入ったアルミケース(移動/遠征観測と共用)
銀河撮像用 SBIG ST-2000MXi+AO-8+MOAGオフアキシスガイダー+SBIGリモートヘッド+CFW-8(CFW-10にグレードアップ予定)
星雲・星団・彗星撮像用 CANON EOS KissDigitalX
惑星撮像用 PHILPS ToUcam(IRフィルター付・光映舎製)+アイピース拡大装置+視野確認フリップミラー装置
動画撮像用 SONY Digital Video DCR-PC110
■これが普段の状態。「観測室なし・架台庭先固定シート掛け方式」命名の所以です。
4.移動(遠征)観測用設備
■タカハシEM-200。誠報社製スカイセンサー2000PC仕様です。
■タカハシEM-200用ウエイト
■タカハシEM-200用メタル三脚。丈夫で軽くて設置が極めて簡単迅速!
■彗星・星雲など広視野観測用のJSO製ライト・シュミット・カメラLS-12D。(自作フードを取付)
■惑星・銀河観測用のセレストロン製シュミットカセグレンC9 1/4。
■ディープサイクル・バッテリー、デルコ(115Ah)
■移動観測の設置・撤収を簡単にする3段重ねコンテナ
※観測の為の周辺機器、諸々の用品の収納コンテナです。
※1段目のコンテナにはEM-200や数々の撮像機器、ヒーター等へのコネクタ付ケーブル、スカイセンサー・コントローラーがとぐろを巻いてあります。
1段目の底には角の方に穴が開いていて、すべてのケーブルが2段目のコンテナへ降りています。
※2段目のコンテナには、AC100Vインバーター、冷却CCD関連の電源・リレーボックス、Canon EOSの電源、オートガイダーのUSBインターフェース、
USBのハブ(7回路)その他の機器が配線状態で1段目から降りてきたケーブルに接続されています。 下の3段目のコンテナにはアイピースや照明などその他の用品が入っています。
■広げると結構大きなオペレーションデスクと、見た目より座り心地の良い椅子。
■移動設備フルセットです。
■LS-12Dを載せたところ
ガイド鏡:ビクセン70S(70mm・f350mm・F5屈折)
ガイドCCD:Meade DSIカメラ
ガイド・ソフト、インターフェース:PHD Guiding+USBリレーボックス・インターフェース
■セレストロン製シュミットカセグレンC9 1/4を載せたところ。
こんな安価で素晴らしい製品がありました! (2008年5月から京都の国際光器で取扱開始)
これなら場所は取らないし、狭いスリットを持ったミニドームのようにドーム回転の手間もない!
「第2MAFNET天文台 固定(自宅)観測用設備の仕上げ」はこのSKY SHED PODの導入になりそう?!です。
検索エンジン等
から直接このページをヒットされた場合は Top Page よりアクセスするとMAFNETの全てのペ
ージがご覧になれます