CESSNA172操縦体験記
− 1997.1.20 −
【このページの最終更新日:1997年1月28日】
本田航空(埼玉県桶川市)
1997年1月20日、夢にまで見たセスナの操縦輪を実際に握り、初フライトを体験する事ができました。
本田航空の本田機長にコックピットパネルの各計器の説明を受けたあと、荒川河川敷にあるホンダ・
エアポートを離陸、高度1,500フィートに達してからバトンタッチ。 「You have Control!」
「I have Control!」なんて言う余裕もなく、始めて握る操縦桿にはしっかりとエルロンやエレベータ
ーからのリアクションが伝わり、その振動が直接自分の心臓を痙攣させている様です。
大宮駅上空
を右旋回し、川越の喜多院の上空を通過し、再び桶川のホンダ・エアポートへ。 さすがに着地の直
前に機長にすべてを委ねましたが、ベースターン、ファイナルターンの取り方、滑走路へのアライン
など、今まで散々やってきたマイクロソフトのPCフライトシミュレーターが役に立ったもは言うまで
もありません。
こうして1997年1月20日は私が始めて飛行機をまがりなりにも操縦した記念すべき日となりました。
この日の夜は興奮して明け方まで眠れませんでした!
本田航空本社ビルと格納庫の一部(荒川河川敷の外)。 手前のアンテナだらけの車は私の無線車。
130.75MHzの桶川アドヴァイザリーは何とトレーラーハウスだった!(滑走路は河川敷にあり、固定
物は建築できない) (注)空いている平日は、河川敷外の本社ビルから運用しているとの事です。
初めての操縦経験をしたセスナ172と私。
セスナ172のコックピット・パネル。 私の座った副操縦士席側から正操縦士側のパネルを撮影。
COMを桶川アドヴァイザリー130.75MHzにセット
スタートアップ前の各種セット、オペレーションをひとつひとつ丁寧に説明し
ながら実施。 なぜ、機長っていつもこんなに親切で丁寧で誠実で忍耐強いんだろうか...
準備の整ったところで、タキシー・ウェイまでタキシング開始。
"Hold Short of Runway14" 離陸許可をもらう。
"Cleared for Takeoff" 離陸滑走開始!
セスナは軽い! あっと言う間に離陸。
巡航高度1,500フィートに達したところで、遂に私にバトンタッチ!
外の景色より計器が気になってならない。1,500フィートを維持しなければ..
これは永年やってきた、PCフライトシミュレーターの悪影響か?本田機長は外しか見ていない!
JR大宮駅上空でライト・ターンして川越へ向かう。
高度計は1,700フィート。う、200フィート高い...
桶川まで戻ってきて、右方向へベースターン。
Runway14に正対。
最後は本田機長にすべてをすがって...
タッチ・ダウン!!
元の駐機場へ戻る。
本田機長、そして本田機長へ私を紹介して下さりかつ後席に同乗してビデオカメラを回して下さ
った神山さん、私の夢をかなえて下さって本当にありがとうございました!!

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