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             外国語ing My Way
        情報マガジン NO.000032  2005.1.24配信
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「外国語ing My Way」マルチリンガル習得へのヒント・シリーズ(17)
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第18回 母国語にない発音がもたらす訛り

関西弁の方や東北弁の方が東京で住まわれて、いくら標準語(あるいは東京弁
)を話そうとしても、正体(?)を完全に隠すのは難しい事は誰しもが経験さ
れていると思います。 自分が生まれ育った環境で身につけた言葉、とりわけ
その発音については意識してもなかなか直す事は難しいのです。 同じ日本語
ですらそうですから、外国語となると推して知るべしです。

私はスペインに留学していた時にとても興味深い体験をしました。 私が受講
していたヴァジャドリッド大学の外国人コースには、たくさんのヨーロッパの
各国、アメリカからの留学生が参加していました。 アメリカ人と言えばそれ
までの私にとっては世界一の憧れの国であった訳で、そのアメリカ英語の発音
はそれまでの人生で常に私を虜にして来ました。 しかし私はスペインでは自
分自身の革命を経験しました。 それは、それまでのアメリカ一辺倒、アメリ
カ至上主義の世界から一転してラテン世界こそ自分が求めていた或いは求める
べき世界だとの大きな価値観の変転と意識の改革でした。(詳細は「バイブル
・シリーズ」ご参照) そんな中で、クラスの中で隣の席にアメリカ人の学生
が座っていても、ただ懐かしさが思い出されるだけで、冷静に彼らのアメリカ
人特有の開放的で堂々とした常識的な行動を見つめていました。

クラスには10人近いアメリカ人学生がいたのですが、やがて彼らのスペイン
語の発音が一様におかしい事に気がつきました。 「R」の発音がおかしいの
です。 スペイン語で「あなたを愛してる」は「Yo te quiero.
(ジョ テ キエーロ)」と言うのですが、アメリカ人学生達は一様に最後の
単語を「キエーオ」と発音しているのです。 そうです、まさに英語の「R」
の発音なのです。 スペイン語では日本人が普通に日本語の発音でする「キエ
ーロ」の「ロ」を、更にもう少し際立たせた(巻き舌ではないが、ちょっと巻
き舌っぽく強い音)発音をします。 それに対して英語の世界的に発音すると
「ロ」は舌を丸めて引っ込めた感じで発音し、決して舌を口蓋にあててプルプ
ルさせた音は出しません。 何事にもはっきりとした歯切れの良い発音をする
スペイン語の世界で、このアメリカ人の発音を聞くと、私は「男の世界」で突
然「オカマ」に出会った様な情けない感じがしてずっこけそうになってしまう
のです。

私はそんな情けない発音を一様にしているアメリカ人学生達を見ながら、かつ
て私が英語の「R」と「L」の発音を習得しようとした遠い日々を思い出して
いました。 何度やってもできない。 ましてや聞いても「R」と「L」の音
の違いなど聞き分けられっこない。 アメリカ人に「私にはJerryとJe
llyは全く違った音に聞こえるんです」と言われても、違いはわかってもど
っちが「L」でどっちが「R」か分からない(笑)と言う有様でした。 そん
な自分は生理的にアメリカ人より劣っているんだと言う劣等感にも似た気持ち
すら持った時がありました。

そんな遠い過去を思い出しながら、おかしな言い方ですが、その時私は「アメ
リカ人に勝った!」と初めて思ったんです。 昔、アメリカ人と英語で話して
いると、彼らの「L」と「R」の発音の美しさにうっとりとして、それが単に
言葉だけではなく、アメリカ人自体に対する憧れに近い気持ちを呼び起してい
たものです。 それが今、目の前でどのアメリカ人も一様に「情けない」姿を
さらしているのです。 日本人はと言うと、若干「R」の音に「プルッと震わ
せる」ような強さがやや足りないものの、全く問題なく発音できています。 
一様にです。 少なくともこの部分だけ見ていたら、スペイン語の世界では、
日本人は優等生、アメリカ人は劣等生と言っても差し支えない位です。 あん
なにあの時は神々しく思えたアメリカ人とアメリカ英語の発音の美しさが、初
めてなんでもない、ただのひとりの人とひとつの言葉として見えたのです。

そうです、その通りなのです。 アメリカ人が特別に世界一難しい発音をこな
している訳ではないのです。 日本人が英語の「L」と「R」を正しく区別し
て発音するのが難しいのにアメリカ人はいとも簡単に発音してしまうのは、彼
らの言語能力が特別に優れているからではなく、単に彼らの母国語であったか
らだけの事だったのです。(笑) そんな事があってから、私はアメリカ人の
話すスペイン語にはかなり注意と関心を持って聞くようになりました。 間違
いはありません、聞けば聞くほど彼らのスペイン語は訛っているのです。 下
手なのです。 それに比べて何人かいた日本人留学生達の発音のまともな事と
言ったらありません。 なんとも痛快です。

同じような経験を、私は韓国語の世界でまたする事になりました。 韓国を旅
していても西欧人に出会う事はソウルの米軍基地周辺の極一部の地域を除いて
日本と比べると極めて少ないのですが、韓国のテレビのバラエティ番組等に登
場してくる外国人の話す韓国語を聞くと、やはりアメリカ人の話す韓国語の発
音はかなり訛っているのです。 スペイン語の時と同じようにまず「R」の発
音が災いしているのです。 発音が丸まっこくて、まるで総入れ歯の人がフガ
フガ言いながら話しているようなもどかしさすら感じてしまうのです。

改めて英語、特にアメリカ英語の発音を振返って見ると、その発音はかなり特
徴のある発音のエリアに集中している事がわかります。 極めて概念的な表現
ですが、「R」の音を作る(作れる)舌の動きが色々な発音をかなり支配して
いるようです。 それに加えてアとエの間の曖昧で強い音(ae)が、辛子の
様に強烈な味付けをしています。 もちろん明快な「L」の音、舌を歯に挟む
しっかりとした「th」の音が更に彩を与えています。 もともとひとつの言
語は、人間が発声できる発音の中でその言語毎に限られたエリアしか使ってい
ないのです。 日本では中学校時代から無条件に英語を学ばされていますので
日本人にとって英語と言う言語を世界の言語の中で客観的に見ることが極めて
難しいと言えます。 良く良く英語を見つめてみると、特にアメリカ英語の発
音はかなり変わり者です。 そしてそればかりでなく、英語の単語の綴られる
文字と実際の発音の関係はかなりわかりにくく、あたりまえに思って学んで来
た英語は実はかなり学びにくい言語であった事に気がつきます。 こう言った
かなりユニークな言語を母国語とする人間が外国語を話そうとすると、かなり
努力をしないとその母国語の影響から逃れるのは難しいようです。

もちろん何もアメリカ人だけが外国語に訛りを持っている訳ではありません。
あらゆる点で日本語に一番近いと思われる韓国語を母国語とする韓国人が話す
日本語にですら致命的な訛りが存在します。

韓国語は、その文法もさることながら、その発音はかなり日本語に近い言語で
す。 かつて学生時代にアメリカを一人旅した時に乗った航空機が大韓航空で
私の韓国語との生の出会いはその時が初めてでした。 大韓航空機の中で聞こ
えて来る乗客の会話に時々「ん?」と耳を奪われ事がありました。 何か話し
ているんですが意味が良く分からない。 「あれ?」と思って神経をちょっと
集中して聞いてると、日本語でなかったんです。 つまりちょっと聞いたとこ
ろでは、日本語との区別がつかないんです。 もともと日本語と異なっている
発音自体が極めて少ない為に、日本語からの違和感が極めて少ないのです。 
それほどまでに近い発音を持った言語同士であるにも拘わらず、多くの韓国人
が克服できないでいる致命的な日本語の発音があるのです。

「ザ」「ズ」「ゼ」「ゾ」の4つの音がそれです。 多くの韓国人はこの4つ
の音をそれぞれ「ジャ」「ジュ」「ジェ」「ジョ」と発音します。 「残念」
は「ジャンネン」、「図鑑」は「ジュカン」、「絶対」は「ジェッタイ」、「
雑巾」は「ジョウキン」となってしまうのです。 「ほんとうにジャンネンだ
けど、あなたみたいなジュウジュウしい人は私ジェッタイに許せないの! あ
なたの顔を思い浮かべるだけでジョットするわ! もうジェッコウよ!」と、
とても可愛らしく聞こえるのです。 とても怒られてるとは感じませんね!(
笑) 

私の勤める会社の韓国人社員達の日本語能力の高さについては折に触れお話し
て来ましたが、なかでも日本に留学して語学学校、大学、大学院、通訳専門学
校と信じられないほどの長い学歴を積み、日本人以上に日本語を軽快にしゃべ
るすばらしい女性社員がいるのですが、彼女を見ているとおよそひとりの人間
が外国語を学ぼうと思い可能な限りの努力を尽くしたとしても、彼女以上のレ
ベルは存在しないのではないかと(それが理論的な限界値である)思えてしま
います。 実はそんな完璧な日本語を話し、理解している彼女ですら、この4
つの発音だけは完璧に「アウト」なんです。 もちろん、「『ジョ』じゃなく
て『ゾ』と言ってごらん」と言えば、少なくとも何回かのトライの後になんと
か正しい発音をしてくれます。(何度トライしても発音できない韓国人が多い
) しかし、その時が過ぎれば再びもとの「ジャ」「ジュ」「ジェ」「ジョ」
の世界に後戻りしています。

韓国人がなぜそうなるのか理由は明快です。 韓国語に「ザ」「ズ」「ゼ」「
ゾ」の音がないからです。 だからハングル文字でその音を表記しようとして
も表記できないのです。 その音に一番近い韓国語で使われる音が「ジャ」「
ジュ」「ジェ」「ジョ」なのです。 その他にも韓国人が苦手とする日本語の
発音は色々あります。 大体において濁点と半濁点の付く音が怪しいのです。
日本語の「ガス」と「カス」を区別して聞き取ってくれなかったりします。(
特にあまり日本語を知らない韓国人)日本人にとって「ガス」と「ガス」はま
るで違う音です。 あたかもアメリカ人にとって「Jerry」と「Jell
y」がまるで違う音であるのと同じです。 同じように「ピン」と「ビン」、
「パン」と「バン」など挙げればきりがありません。

では韓国人の耳は口は日本人のそれより劣っているのかと言えば、当然そんな
事はありません。 むしろ逆かもしれないと思うくらい数多くの「日本人が苦
手とする韓国語の発音」が存在しています。 濁点、半濁点の話題を出すのな
ら、韓国語には「濁点も半濁点もない音」と「日本語の濁点または半濁点に近
い音」と「日本語には存在しない有気音、つまり炸裂するような音」が存在し
ます。 たとえば「カ」と「ガ」だけでなく「カ+」(鋭く息を出しながら発
音する)があります。 しかも「カ」は日本語の「カ」よりはっきりとして、
「ガ」は日本語の「カ」と「ガ」の間のような曖昧な音です。 以前は韓国人
と話していると気が狂いそうになった事が良くありました。 ある単語が出て
きて「カ」と「ガ」で意味が異なるような場合(日本語でも韓国語でも)、お
互いに話しに食い違いが出てきて言い合いになっても、お互いの認識そのもの
が違うのです。 「おまえ、『ガ』じゃなくて『カ』と言っただろう?!」 
「とんでもない!オレは『カ』と言った! 絶対に『ガ』なんて言ってねぇ!
」 と言った具合なんです。 これはもう漫才です。(笑)

ちょっと話が横道にそれますが、韓国人の日本語の発音がとても可愛らしく聞
こえると言う件、実は日本人が話す韓国語にも同じ事が言える様です。 前回
の「ひとりの恋人が発揮する3番目の力」の中で、かつて私が韓国人の友人に
「あなたの韓国語はほんとうに可愛らしいね!」と「誉められて」、プライド
が許せなくて怒り狂って奮起して勉強したとお話しましたが、日本人男性が「
正しく」学んだ韓国語はとても可愛らしく優しく聞こえます。 もっともこの
場合は発音の問題と言うよりか、文章の文体その物が韓国人男性が普通に使っ
ているやや乱暴な口語体でないと言うことがその主因となっていますが。 海
を隔てただけの日本と韓国は、信じ難い同一性と絶対的な相違性が同時に存在
する、まさに「兄弟」であると「バイブル・シリーズ」でお話しましたが、「
お互いに可愛らしく聞こえる相手が話す自国語」と言う他に例を見ないこの関
係も、「兄弟性」とは無縁ではないような気がしてなりません。

さて、ここまで来ると日本人がなぜ英語の「L」と「R」の発音の区別が苦手
な理由も、こうなると明快ですね。 「Jerry」は「ジェリー」で「Je
lly」も「ジェリー」だからです。  最初に挙げたアメリカ人の話すスペ
イン語も同じです。 スペイン語の「R」の発音と英語の「R」の発音は異な
っているし、互いに相手言葉で使われる「R」と同じ音は存在していないから
です。 読者の皆さんが手がけられておられるその他の外国語も日本語と対比
するとこの様な例はいくらでもあると思います。

こうやって見てみると、ひとつの外国語の発音の難しさと言うのは絶対的な物
ではない事がわかります。 相対的なものなのです。 それを話そうとする人
の母国語とその外国語の相対的関係で難易度が決まるのです。 ひとつの外国
語の発音を身に着けようと思った時、心して掛からなければいけない事がこの
「自国語に存在しない発音」を徹底的に学ぶと言う事なのです。 間違っても
それをいい加減にしておいて、カタカナ等で適当にフリガナを振るなんて暴挙
に出ては決していけないのです。 どの外国語の参考書を開いても、最初に出
てくるのは発音の説明です。 多くの場合、口蓋の断面図が描いてあって、舌
の形や位置、空気の出し方震わせ方などが説明されています。 これからその
外国語を学ぼうと覚悟を決めた者にとって、前途が無限に遠く広がっている状
況で、とてもそんな面倒くさい事に構っているのはたまらない感じがするもの
です。 しかし、あせっても良い事は決してありません。 絶対に避けては通
れない重要なポイントなのです。 腹を決めて真剣に丁寧に勉強する事をお奨
め致します。

中国語には日本人にとってかなり辛い音が更にたくさん存在していています。
日本語では有気音と無気音は音の連なりの結果として自然に選択され、意識し
て使い分けることはありませんが、中国語では別の音としてはっきりと使い分
けられます。 だいたいに於いてタイ語やヴェトナム語をはじめアジア圏の多
くの言語はその傾向があるように思います。 また中国語には独特の舌の動き
があって、大きく舌を巻き上げたままシューシュー息を出して発音するなど、
日本人としてはその気になって訓練をして行かなければ通じる中国語は決して
話せるようにはならないでしょう。 ヴェトナム語などは初めて聞くと「なん
て言う音を出すんだ!」と驚いてしまうほど想像もしない様な音が出て来たり
します。 アラビア語に至ってはアルファベットの発音を学んでいる段階で万
歳をしたくなってしまいます。(笑)

外国語の発音習得は、まずこの相対的な苦手科目を如何に克服するかにかかっ
ています。 いきなりテキストを進みたくなる気持ちを抑えて、この苦手科目
を徹底的に訓練することがその後の学習をすごく楽にしてくれます。 ネイテ
ィヴの方が思わず誉めてくれるはずです。 何故なら、ネイティヴの人は日本
人がどういう訛りで発音してくるか知っているからです。 その訛りを克服し
ていたとしたら、例えまだ話す語彙が不十分であっても、ネイティヴの方はき
っと大きく心を動かされてあなたの言葉に耳を傾けてくれるでしょう。

(第19回に続く)

それでは皆さんまた来週!


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ビジネス(正業・副業)に興味のお持ちの方へ!(関西地方の方も!!)
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関東地方または関西地方にお住まいの方:(その他の地域の方でも熱意をお持
ちの方であればご相談に乗ります)

・副業でしっかり稼いでみたい。だけど本業には絶対に影響を与えたくない。

・だからと言って、怪しい仕事や、誘い文句ばかりでリスクがあったり在庫を
 抱えたりノルマがあったりするのは嫌だ。 そんなので苦労した友達の話を
 聞いた事があるし、そんな話はそこらじゅうに転がっている。

・強制されるのは一切嫌だ。あくまでも自分のペースでやりたい。

・特にかつて問題となった「ネズミ講」なんかはもっての他だ。 社会的にも
 法的にも倫理的にも問題のあるものは論外だ。 自分はそんな軽率な人間じ
 ゃない。

・変なビジネスで友達を失ったなんて話は良く聞く。 そんなのはごめんだ。
 もし仕事を通じて友達に感謝され、新しい友達がたくさん増えると言うので
 あればそれは素晴らしい。

・できたら社会貢献にもつながる意義のある仕事ならさらに素晴らしい。

・何よりも明るく楽しく打ち込める仕事であって欲しい。 楽しくない事、辛
 い事、暗い仕事は嫌だ。

・本業としても本格的に取り組めるものであればなお良い。

「これら全てを満たし、毎月数十万〜百数十万円の収入が得られる夢のような
ビジネスがあります!」と言ったら信じられますか? 普通は「そんなうまい
話があったら誰も苦労しないよ!あはは!」と一笑に付されるでしょうね。

私「外国語ing My Way」の岡 浩一郎が、ここに責任をもって「あります!」
と断言致します。 素晴らしいビジネスです。 「目から鱗」のビジネスと言
っても過言ではありません。 世の中は急速に変化しています。 変化とは「
今まで有り得なかった物が、現実の物となり常識になって行く」事なのです。

私は、自分の人生に更に「夢とロマン」を追求する為に、今、全精力を傾けて
このビジネスに取り組んでいます。 

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に前向きに取り組んでみようと考えられておられる方、是非お気軽にお声がけ
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さんと交流や情報交換の場を持たせて頂こうと考えていますので是非よろしく
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